御祭神
品陀和気命 、木花開耶姫命 、五男三女神 、天児屋根命 、弥豆波能女命 、菊里媛命 、天照大御神 、熊野大神 、八剱大神 、高蔵大神 、山王大神
主祭神 八幡大神(品陀和気命)
八幡信仰の起源は、大分県宇佐市に鎮座する宇佐神宮を始めとします。
御祭神は、
これが宇佐神宮の創祀とされています。
奈良時代、八幡神は、聖武天皇の
また、同時代末には
平安時代には平安京の守護神として
鎮護国家の神として朝廷の篤い崇敬を受けました。
この岩清水八幡宮の社前で、元服の式を挙げたのが八幡太郎として名高い
義家は源氏の
その由縁もあり、源頼朝が鎌倉幕府を開くと、鶴岡八幡宮を現在の地に勧請し、幕府の守護神として祀りました。
それ以後、各地の武将の篤い信仰のもとに全国各地に祀られるようになりました。
当社が八幡大神を主祭神とするのは江戸期からであり、それまでは各棟札が示すように、八所大明神が主祭神でした。
このことも武家の崇敬により各地に八幡信仰が拡がったことと無縁ではないと考えられます。